不妊治療用語集

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用語 よみがな 英文 同義語 用語解説
ターナー症候群 たーなーしょうこうぐん Turner's syndrome             女性の2本のX染色体のうち1本が全欠失または一部欠失した染色体異常。低身長、性腺機能不全、および翼状頸などを3主徴とする症候群。
第一度無月経 だいいちどむげっけい amenorrhe first grade             無月経の重症度の分類の一つで、プロゲステロンの負荷のみで消退出血を起こしえる程度の無月経をいう。
胎芽 たいが embryo             妊娠10週未満の胎児を胎芽と呼ぶ。妊娠10週以降では胎児と呼ぶが、胚と胎芽の明確な区分けはない。
体外受精・胚移植 たいがいじゅせい・はいいしょく IVF・ET             体外受精胚移植の項参照。
胎児 たいじ fetus             妊娠10週以降から娩出されるまで、母体の子宮内にある児をいう。
体重減少性無月経 たいじゅうげんしょうせいむげっけい amenorrhea due to weight loss             短期間に体重が減少することによって引き起こされる無月経をいう。3-6カ月以内に元の体重の15-20%以上減少すると無月経になることが多い。
第二度無月経 だいにどむげっけい amenorrhe second grade             無月経の重症度の分類の一つで、プロゲステロンでは消退出血が起きず、エストロゲンを併用してはじめて消退出血が誘発できる無月経のこと。
胎嚢 たいのう GS             妊娠初期の超音波において、妊卵の外周がリング状の構造として描出される部分のこと。妊娠5週前半から見えることが多く、いわゆる赤ちゃんのお部屋である。
タイミング指導 たいみんぐしどう Timed intercourse             基礎体温や超音波により計測した卵胞径、血中・尿中のLH値などから排卵日を予測し、性交のタイミングを指導すること。
代理懐胎 だいりかいたい surrogacy             何らかの理由により子宮や卵巣がなく、自分で妊娠することが不可能な場合に、第三者の女性に妊娠・出産してもらうこと。代理母と借り腹に分けられる。それぞれの項目参照。
代理母 だいりはは traditional surrogasy サロゲートマザー 夫の精子を第三者の女性に人工授精して出産すること。代理母と生まれてくる子供の間に遺伝的なつながりが生じる。
ダウン症候群 だうんしょうこうぐん Down's syndrome 21トリソミー 21番染色体が1本多くなった染色体異常が原因で発生する先天異常症候群。特徴的な顔貌と知能障害、心臓の奇形など様々な症状を呈する。
多精子受精 たせいしじゅせい polyspermy             1個の卵子に2個以上の精子が侵入する現象。通常は早期に胚発生が停止するが、まれに3倍体として部分胞状奇胎となることもある。
多胎妊娠 たたいにんしん multiple pregnancy             2つ以上の胎児が同時に子宮内に存在する状態。多胎妊娠は単胎妊娠に比し、明らかに母児ともに合併症を伴いやすく、早産の頻度も高くなる。
脱落膜 だつらくまく decidua             分泌期にある子宮内膜の機能層が妊卵の着床により肥大増殖したもの。
多嚢胞性卵巣症候群 たのうほうせいらんそうしょうこうぐん PCOS             両側卵巣は腫大・肥厚・多嚢胞化し、月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満などを伴う症候群。診断基準は超音波による卵巣の多嚢胞化、LH/FSH比の上昇、月経異常である。クロミフェンが第一選択だが無効なことも多く、ゴナドトロピン療法だとOHSSになりやすい。腹腔鏡による卵巣多孔術も効果がある。
遅発月経 ちはつげっけい delayed menstruation             15歳以降18歳未満に初経が発来したもの。
遅延排卵 ちはつはいらん delayed ovulation             月経開始21日以降に排卵が起こること。
遅発閉経 ちはつへいけい delayed menopause             55歳以降に閉経が起きたもの。
着床 ちゃくしょう implantation             胚盤胞になって子宮内膜に侵入した受精卵と母体の間に器質的な結合が成立した状態のこと。
着床前診断 ちゃくしょうぜんしんだん PGD             体外受精によって得られた初期胚(通常4-8細胞期)から顕微鏡操作で1-2割球を採取して、染色体や遺伝子を検査する方法。
超音波検査 ちょうおんぱけんさ Ultrasonography エコー 周波数の高い音波(超音波)を臓器に発信し、その反射波をコンピューターで画像化する検査。不妊治療においては一般的に膣の方から行い、内膜の状態や卵胞の発育等を観察する。
チョコレート嚢胞 ちょこれーとのうほう chocolate cyst 子宮内膜症性嚢胞、タールシスト 子宮内膜症の病巣が卵巣内部にあり嚢胞形成のあるものをいう。ないようは月経血様の壊死物質でチョコレート色の液体なのでこの名がある。
つわり つわり emesis gravidarum             妊娠によって起こる消化器系の症状の総称。その程度が増悪し栄養状態が侵されるようになれば妊娠悪阻である。
転座 てんざ translocation             染色体の一部が切断し位置を変え、相同の染色体上あるいはほかの染色体上に再結合する染色体異常のこと。一部の不妊症や習慣流産の原因となる。
透明帯 とうめいたい zona pellucida             哺乳類卵子の卵細胞膜外側を取り囲む膜で、機械的な損傷から卵を保護したり、多精子受精を防止する役目がある。
トリソミー とりそみー trisomy             1対の相同染色体以外にこれと同じ染色体がもう1本余分に存在するときこれをトリソミーという。ダウン症候群や18トリソミー、13トリソミー、クラインフェルター症候群などが知られている。

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