不妊治療用語集

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用語 よみがな 英文 同義語 用語解説
アゴニスト あごにすと GnRH Agonist 下垂体のゴナドトロピンの受容体に結合して排卵を強力に抑制する薬剤。もともとは子宮内膜症や子宮筋腫の治療に開発されたが、体外受精の排卵コントロールに用いられるようになった。副作用として一時的にLH,FSHを大量に放出するフレアアップ現象があり、これを利用して排卵のLHサージの誘発に利用されることもある。
アシステッドハッチング あしすてっどはっちんぐ AHA 孵化補助 受精卵が透明帯から容易に脱出(孵化)・着床できるよう、透明帯を薄くしたり、開孔したりする技術。最近ではレーザーを使用することも多い。
アッシャーマン症候群 あっしゃーまんしょうこうぐん Asherman's syndrome 子宮腔内癒着症 頻回の子宮内膜掻爬術によって子宮内がくっついてしまう症候群。月経が来なくなったり、不妊症の原因となる。
アンタゴニスト アンタゴニスト GnRH Antagonist             アゴニストとは異なり、フレアアップ現象がなくLHを低下させるため、早発LHサージの予防に使用される。これを使用した方法がアンタゴニスト法である。欠点として注射しかなく、また強力すぎてエストラジオールなどが急激に低下してしまい卵胞や子宮内膜への悪影響の可能性が指摘されている。
アンドロゲン あんどろげん androgen 男性ホルモン 男性ホルモンの総称。テストステロンは最も強力なアンドロゲンである。
一卵性双胎 いちらんせいそうたい monozygotic twins 一絨毛膜性双胎 1個の受精卵から2つの胎芽が発生したもので、胎児は同一の遺伝構成で同性である。
一般不妊治療 いっぱんふにんちりょう Fertility treatment             タイミング療法や人工授精までの不妊治療を一般不妊治療と呼ぶことが多い。これに対して体外受精や顕微授精などは生殖補助医療という。
インヒビン いんひびん inhibin             女性では卵胞内の顆粒膜細胞で産生され月経周期のFSH分泌抑制に関与する。
エストラジオール えすとらじおーる E2 卵胞ホルモン エストロゲンの一種で、卵胞の成熟によって発生するホルモン。卵巣から分泌され、頚管粘液を増やす作用がある。このホルモンを測定することで、卵胞の発育状態を予測できる。
エストロゲン えすとろげん estrogen 女性ホルモン 主に卵巣から分泌される性ステロイドホルモンの総称。エストロンE1,エストラジオールE2,エストリオールE3などがある。
エムアールアイ えむあーるあい MRI             磁気共鳴画像診断装置。磁気を使用して身体の断層写真を撮影する。婦人科においては、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍などの検査・診断に用いる。
黄体化ホルモン おうたいかほるもん LH             脳の下垂体から分泌されるホルモン。FSHと協力して卵胞の成熟させ、排卵が近づくと大量のLHを急激に放出(LHサージ)し、排卵の直接的引き金となる。この値から排卵時期を予測することもできる。
黄体化ホルモン放出ホルモン おうたいかほるもんほうしゅつほるもん LHRH GnRH 脳の視床下部から分泌され、下垂体のLH,FSHの分泌を調節しているホルモン。
黄体化未破裂卵胞 おうたいかみはれつらんぽう LUF             卵胞が破裂せず、排卵しないまま卵胞が黄体化する現象。黄体ホルモン産生を認め基礎体温上では2相性の排卵パターンを示す。子宮内膜症に多いとされる。
黄体期 おうたいき Luteal phase             排卵から次の月経までの期間のこと。黄体ホルモンが分泌され、基礎体温は高温相を示す。
黄体機能不全 おうたいきのうふぜん Luteal insufficiency             子宮内膜の分泌期変化が正常に起こらないこと。黄体ホルモンが十分に出ていない状態で着床障害の原因となる。

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